2018年02月12日

「野球ひじ」を防げ! 楽天がキャンプ地で独自の“フ




 【プロ野球通信】



 プロ野球の各球団では春季キャンプがスタートし、3月の公式戦開幕に向けて本格的に動き出した。各球団のキャンプ地では練習の合間に野球教室やサイン会などのファンサービスが行われることも多いが、パ?リーグの楽天では春季キャンプ地の沖縄?久米島で野球少年らを対象にした「少年野球肘(ひじ)検診」を実施。球団独自のファンサービスからは、伸び悩む野球人口への危機感も垣間見える。



 第1クール最終日となった2月4日、楽天のキャンプ地である沖縄?久米島野球場ではファンサービスの一環として、午後から選手とファンとの交流会を行い、さまざまなアトラクションで親睦を深めた。その中でも目を引いたイベントが、少年野球の児童らを対象にした「少年野球肘検診」だった。



 少年野球では、過度な練習などによって肘の内側や外側に痛みを覚える「野球肘」が問題になっている。具体的な症状としては「離断性骨軟骨炎」(OCD)とも呼ばれ、症状が重い場合は野球のプレーに支障をきたす場合もある。



 今回行われた「少年野球肘検診」では携帯型の器具を使用して、参加した児童たちの肘の状況を確認。さらに、管理栄養士による食生活のアドバイスも行われたほか、故障を未然に防ぐストレッチなども児童たちに直接指導した。



 今回の「少年野球肘検診」を担当した楽天球団ドクターで、整形外科医の山田慎さんは「少年野球の段階から肘のケアをすることで、将来的な故障を未然に防ぐことができる」と指摘。さらに山田さんは「少年野球の早い段階から啓発活動することにも意味があると思う」と説明する。



 久米島での「少年野球肘検診」は昨年に実施して以来、今回が2回目となったが、「野球肘は保護者の方の理解も大事。今後も継続していきたい」と山田さんは力を込める。プロ野球を目指す少年たちにとっては、野球肘の早期発見と未然防止は何よりも重要。野球人口の減少も指摘される中、野球少年の未来を守ることも、球団にとっては重要な“ファンサービス”なのかもしれない。(運動部 浅野英介)



 ■離断性骨軟骨炎(OCD) 肘や膝、股関節などの関節部分に発症する痛みで、スポーツでは野球のほか、テニスなどでも症例がある。10代での発症が多いのが特徴。早期の安静が重要で、症状によっては患部の摘出手術を行う場合もある。





Posted by jedsf@inter7.jp at 12:23│Comments(0)
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